ANAマイルはここから貯まる。TOKYUルートを完全解説。初心者がやるべきこととは

ANAマイルを効率よく貯めるためには、高レートでマイルをGETできる「TOKYUルート」の理解が欠かせません。

ぶくろー君
特に無料でポイントを貯めてマイル旅をする陸マイラーにとって、一番重要なマイル錬成の裏ワザです!

今回紹介するTOKYUルートの性質を一言でまとめると、

  • そもそも知らないとANAマイルが効率よく貯まらない
  • 無料で貯めたポイントをANAマイルへ75%で交換できる
  • ANAマイルへの移行上限がほとんどない
  • 移行が断然スピーディー

そんな良いことずくめのTOKYUルートですが、きちんと理解するためには、

  • TOKYU POINT
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

の2つのしくみをマスターする必要があります。

ぶくろー君
ポイントは慣れないと難しい内容ではありますが、この記事ではマイル初心者の方がすっきりわかるように東大卒マイラーの私がまとめていきたいと思います!

そもそもTOKYUルートとは?

マイル界で人気急上昇中の「TOKYUルート」とは、ポイントサイトで貯めたポイントを、より高いレートでANAマイルに替えられる交換ルートのことを指します。

ポイントサイトで無料で貯めたポイントを直接ANAマイルに交換することができますが、このレートが非常に悪いのです。

例えば、「ポイントインカム」というポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換しようとすると、

ポイントインカムで直接ANAマイルに交換はレートが悪い

3500ポイント(=350円分)で100マイルと交換になります。つまり交換レートは約28%…

ぶくろー君
せっかくポイントを頑張って貯めたのに、7割以上ロスするって悲しいですよね…。

なんとかもっと高い交換レートで交換したい…。そこで登場する裏ワザが「TOKYUルート」です!

今回紹介するTOKYUルートを使うと、ポイントサイトからANAマイルへの交換レートがなんと75%へと大幅アップするんです。

普通にポイント交換するよりも、3倍近くマイルがたまるのですから、絶対に知っていなくてはいけない裏ワザと言えるでしょう。

TOKYUルートの3ステップ

TOKYUルートを分解してみてみると、大きく分けて3つのステップに分けられます。

ANAマイルのTOKYUルートの図解

  1. 各ポイントサイトから「ドットマネー」(.money)に交換
  2. 「ドットマネー」から「TOKYU POINT」に交換
  3. 「TOKYU POINT」から「ANAマイル」に交換

ぶくろー君
マイルを始めたばかり、という人にとっては難しく見えるかもしれませんが、はじめに理解さえできればやることはとても単純です。

①各ポイントサイトから「ドットマネー」(.money)に交換

まずはあなたが各ポイントサイトで貯めたポイントは、「.moneyドットマネー)」というポイント交換サービスに変える必要があります。

ドットマネーを初めて聞いた、という人もいるかも知れませんが、アメブロなどで有名なAmeba(アメーバ)が運営している超大手のポイント交換サービスです。

ポイントサイトからドットマネーは、リアルタイム〜3日程度で交換が完了します。

例えばmoppyの場合、ドットマネーへの交換は即時ですし、

モッピーからドットマネーへは即日

ポイントインカムも翌日には完了します。

ポイントインカムからドットマネーへの交換は翌日

各ポイントサイトから等倍でドットマネーに移行できるので、ポイントが入ったらどんどんドットマネーに移しておくと良いでしょう。

ドットマネーに交換できないポイントサイトもある

ただし、ポイントサイトによってはそもそもドットマネーに交換できないところもあります。

ドットマネーに交換『可能』なポイントサイト
  • モッピー
  • ポイントインカム
  • ハピタス
  • ちょびリッチ
  • ゲットマネー
  • すぐたま
  • げん玉

特に上の3つは重要なポイントサイトなので、登録しておきましょう。

ぶくろー君
TOKYUルートをかつようするために、交換できるこれらのポイントサイトでどんどん貯めておきましょう!

一方で一部のポイントサイトでは、ドットマネーに移行することができません。

ドットマネーに交換『できない』ポイントサイト
  • ECナビ
  • Gポイント
  • ポイントタウン

②「ドットマネー」から「TOKYU POINT」に交換

続いてドットマネーに移した「マネー」を、TOKYU POINTに変換します。

交換の詳細

ポイント交換は最低300マネー(300円分)からとなっています。

ドットマネーからTOKYU POINTへの移行画面

ドットマネーとTOKYU POINTは等倍で交換で月間で最大10万マネーまで交換可能です。

ポイント移行は1~15日までに申請分は当月下旬に完了、16日以降の場合は翌月中旬に完了となります。

ぶくろー君
毎月15日の申請でだいたい1週間強あれば交換が完了します。スムーズに交換したい人は15日に忘れずに申請しておきましょう。

TOKYU POINTに交換するにはカードが必要

ここで新しく登場した「TOKYU POINT」は、TOKYUのクレジットカードを持っている人だけが貯められるポイントとなっています。

そのため、ドットマネーからTOKYU POINTに移行する際には、東急グループと提携した「TOKYU CARD」を1枚所有しておく必要があります。

TOKYU CARDは現在4種類のカードがあります。

  • TOKYU CARD
  • TOKYU POINT CARD
  • JALカード TOKYU POINT ClubQ(通称:JAL東急)
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(通称:ANA東急)

ここで絶対に「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を所有してなくてはいけません!

75%の高レートでANAマイルにお得に変えられるのは「ANA TOKYU CARD」だけだからです。

ぶくろー君
その理由や詳しいカードの解説は、次の③で説明します。

 

③「TOKYU POINT」から「ANAマイル」に交換

いよいよ最終ステップです。あなたの貯めたポイントがついにマイルに変わります。

こちらでは「TOKYU POINT」を「ANAマイル」に交換する作業を行います。

ぶくろー君
…とその前に、先ほど取り上げた「ANAの東急カード」がなぜ必要か、という理由を説明いたします!

通常のTOKYUカードは50%。75%で交換できるのはANAだけ!

元々、TOKYU POINTからANAマイルへの交換率は50%でした。

しかし「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を保有し、そのカードでTOKYU POINTを貯めた人のみ、75%という高レートで交換できるという特典があるのです。

こちらは、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を所有している人だけが確認できる交換画面ですが、

TOKYUPOINTをANAマイルに移行する

ということで、このANA東急を持っている人だけが

1000 TOKYU POINT→750ANAマイル

で交換が可能なのです。

他のTOKYU CARDとの合算は不可

既に他のTOKYUカードにPOINTを持っている場合、ANAカードを作れば75%で交換できないの?

という質問がありましたが、それは「NO」です。

TOKYU POINTはあくまでカードごとにANAマイルへの交換率が決まるため、ANA東急カードで貯めたTOKYU POINTしか75%で交換できません。

また、他のTOKYU CARDからANA東急へのポイント移行もできません

ぶくろー君
ANAマイルの観点から見ると、他のTOKYU CARDは必要ありませんので、作るときは決して間違えないようにしましょう!

他にもあるANA TOKYU CARDの魅力

このANAカードの魅力は他にもあります。

年会費が割引されて751円(+税)(マイ・ペイすリボ登録等の条件)なのに、毎年継続ボーナスマイルが1,000マイルもらえるんです。

正しく使えば1マイルの価値は5円を超えますから、持っているだけでも半端じゃなくお得です。

ぶくろー君
このように持っているだけでリターンがあるため、保有しておくべきカードを「死蔵カード」と言います!

交換時の詳細

ポイント交換は1000ポイント〜となっていて、75%でANAマイルに交換できます。

そして1番のメリットが、月間や年間でマイルの移行上限がありません。ソラチカは月2万ポイントだったので、一気に大量のマイルをポイントから移すことができます。

ぶくろー君
上限がないことはとても大事で、今まではビジネスやファーストを予約したくても、ポイントで持っていると、移行に時間がかかっていました…。それが改善されるのは大きいです。

さらに、TOKYU POINTからANAマイルへは、1週間という超スピードで移行が完了します!

ポイントサイトから計算しても2〜3週間でマイルになるのはとても大きなメリットと言えるでしょう。

TOKYUルートでマイルにするために必要なものは?

ということで以上でTOKYUルートの説明は終了です。

最後に、このルートに必要なものを改めて再整理してみましょう。

TOKYUルートに必要なのはこの2つです。

TOKYUルートに必要なもの
  1. ドットマネーのアカウント
  2. ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO(クレジットカード)

①ドットマネーのアカウント

TOKYU POINTは現状でドットマネーからしか交換できません。

アカウント作成は無料ですので、まだ作っていない人は作成しておきましょう。

②ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO

2つ目に必須なのが、上でも紹介したANA TOKYU POINT ClubQ PASMO(ANA東急カード)です。

ANATOKYUカード

そもそもこのカードがないと、TOKYUルートは成立しません!

ぶくろー君
ここでカードのスペックや年会費等をまとめておきます。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

国際ブランド:Master

発行会社:三井住友カード

初年度年会費:無料

2年後以降年会費:2,000円→751円(マイ・ペイすリボ登録&年1回以上のカード利用)

家族カード年会費:1,000円→475円(同上)

ポイント制度:1,000円=1ポイントのワールドプレゼント

ANAマイル移行レート:1ポイント=5 or 10マイル

ポイント・マイルの有効期限:最大5年ポイント2年+マイル3年)

10マイルコース登録料:6,000円(3年に1回で実質2,000円

フライトボーナスマイル:10%UP

入会ボーナスマイル:1,000マイル

継続ボーナスマイル:1,000マイル

カードに付属する交通系IC:PASMO

ぶくろー君
私の評価としては、ANAマイルに関わる全ての人が持っておくべき、全く損のない1枚だと思います!

年会費に関しても、初年度は年会費無料で、翌年以降も751円+税で所有することができ、それでいて毎年継続ボーナスマイルが1,000マイルがもらえます。

TOKYUルートを利用する人はもちろんのこと、年会費が安いANAカードを探している人はメインカードにしても良いと思います。

 

これで「ANA TOKYUカード」を作ろうかな!という人は、このカードの作成にもポイントサイトを使いましょう。

2019年現在では「すぐたま」がカードを作るだけで1600円分のポイントをプレゼントしてくれています!

TOKYUルートを使って目指せファーストクラス!

以上がANAマイルが爆発的に貯まる「TOKYUルート」の解説でした。

初めての人にとっては少し複雑だったかもしれませんが、慣れるまでは何度でも見直して復習しましょう!

コツコツポイントを積み上げた先に、普通に生活していたら立ち入れない、豪華な旅が待っています!

ぶくろー君
私はポイントサイトから貯めたマイルで、ドイツまで往復200万円のファーストクラス旅をしてきました!本当に夢のような空間でした。

マイルを貯めたらどんな旅ができるのか?私が実際に貯めて行った様子は下の記事でご覧ください!

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