最近は大学生や専門学校生をターゲットとして、様々な「学生カード」が出ていますよね。
ANAカードもこの類にもれず、ANA学生カードを出しています。
しかし、
「社会人になったし、少し良いカードを使ってみたい」
など考えると、一気にゴールドカードに変更したいという人もいるのではないでしょうか?
今回は学生カードからゴールドカードに一気にグレードアップできたという話を、私の体験談を元にやり方や注意点をまとめておきたいと思います。
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1. 三井住友 ANA学生カード(VISA)をゴールドにした話
まずは自分が今回どういう申し込みをしたか、という前提のお話から。
元々私が使っていたカードは「三井住友 ANA学生カード(VISA)」です。
(↓写真はJCBブランドですがデザインはほとんど一緒)
大学入学時に作成したカードで、日常的なカード決済とかはこれで行なっていました。
年会費は無料。旅行が好きだったり、今後長い人生でANAマイルで無料で旅行とかしてみたい!と考えている学生にとっては良き1枚です。
で、今回切り替えが出来たのが、「三井住友 ANAゴールドカード(VISA)」です。
このANA VISA ワイドゴールドカードがあれば、ANAマイルをしこたま貯めて、無料で国内でも海外でも行けちゃうという訳です。
卒業による切り替えは自動で行われる
今回で紹介する「学生カード→ゴールドカード」という切り替えは特殊であるため、申し込み等が必要になっています。
ただ普通の一般カードにするのであれば、卒業後のカードの有効期限が切れる5月までに、自動的に一般カードが届くはずです。
2. 一般カードではなくゴールドに切り替えた理由
では、何故私がANAの学生カードから一気にゴールドカードにしたかったのか。その理由は4つあります。
逆に言えば、こういった事情がない人でなければ普通に一般カードで良いと思います。
(私個人の理由なので、早く切り替えの様子を知りたいという方は次まで飛ばしてください。)
理由1:ゴールドの方が搭乗で多くのマイルが貯まる
ANAカードを持っていると、ANAの飛行機に乗った時にボーナスマイルとして、多くもらえます。
その比率が、普通カードが10%なのに対してワイドゴールドカードは25%となっています。
2019年の年初にANAの飛行機にしこたま乗る機会があるので、その際にできればゴールドカードでボーナスマイルを多くGETしたかったのです。
理由2:ANAの一般カードからSFCの申し込みは審査が必要
2つ目に、ANAの上級会員の資格を永続的につける「スーパーフライヤーズカード」(通称:SFC)の申し込みには、一般カードからでは審査が必要という事情があります。
簡単に言うと、「航空会社の上級会員に登録するためには、普通カードだとダメな時もあるよ」ということですね。
理由3:ゴールドカードの方が年会費的に実はお得
これも前の理由と繋がるところがあるのですが、スーパーフライヤーズカードにする時に限り、実は一般カードよりゴールドカードの方が実質年会費は安いという事実があります。
額面上はゴールドの方が5000円ほど高いのですが、割引をつけたり、マイルの移行の条件を同じにすると、一般カードの年会費の方が高くなります。
SFC一般カード
SFCゴールドカード
今後も基本的にはANAカードで決済していく予定がある人はゴールドの方が基本的にお得です。
理由4:ゴールドカードの方がかっこいい!
これは完全に主観です。
3. デメリット…年会費がかなり上がる
もちろんゴールドカードに変更するデメリットとして、年会費が一般カードより高いことはあります。
SFCでない、普通のANAカードの場合、普通カードが2160円に対し、ゴールドカードは15120円。なんと7倍くらいします。
最近では年会費無料のゴールドカードも実は存在していますから、ゴールドカードを持ってみたい人であればこっちからやってみてもいいと思います。
私の場合、年会費以上のリターンがANAのゴールドカードで得られると考えたため、今回はゴールド申請を決意しました。
4. 学生からゴールドへは電話での問い合わせ
さて、ここからが本題ですが、学生カードの場合、電話で問い合わせをして依頼する必要があります。
本来一般→ゴールドカード等へのランクアップというのはウェブサイトから可能ですが、学生カードの場合ランクアップを選ぶことはできません。
また、学生カードは卒業後に自動的に一般カードに切り替えられてしまうので、ゴールドに飛び級したい人はちゃんとその前に電話しましょう。
三井住友カードの回答=学生カードからゴールドへ飛び級は可能
切り替え前にネットなどで調べても、学生からゴールドに直接切り替えられたという話は見受けられず……。
まあダメだったら、色々勿体ないけど、ANAワイドカードにすればいいやと思っていました。
とりあえず電話してみる。
ついでにゴールドカードへの切り替えも聞いてみました。
という回答をいただきました。
ゴールドに審査落ちした場合は下位のカードを作れる
「でもゴールドを希望して、審査落ちしてカード自体使えなくなったらどうしよう」
このことを不安に思っていましたが、実はゴールドカードの申し込みの時に、審査に落ちた場合は下位の一般カードを代わりに発行するという項目があります。
新社会人の場合、年収は来年度の見込みで大丈夫
さらに三井住友のお姉さんから言われたこととして、年収は来年度の見込みで得られる額を記入すれば良いとのこと。
一般的な企業に勤めることになる人であれば、収入の点でも問題はないでしょう。
以上のポイントを聞いて安心したので、早速自宅に切り替えの申込書を送ってもらいました。
ちなみに「お急ぎですか?」と聞かれたので、「はい」と答えると速達で送ってくれます。
5. 速達郵便でゴールドカード申込書が届く
速達郵便のおかげで電話の翌日に封筒が到着しました。
学生カードからゴールドカードに切り替える場合、普通にゴールドカードを申し込むのと同じような申込書が来ます。
ただ、担当者の方のメモが書いてあり、勤務先や年収等など、必要最低限の情報だけを記入すれば良いようになっていました。
必要なところを記入して返送用の封筒で返送します。もちろんこれも予め速達にしておいてくれています。
6. 審査は1日半。Vpassでゴールドカード発行を確認できる
封筒出したのが火曜日の午後。
ゴールドだし、時間が少しはかかるだろうな〜と思っていたら、翌日の夜、ふと三井住友カードのアプリで確認したら…
今まで学生カードしかなかった項目にゴールドが追加されてました笑。
ということで、無事ゴールドカードが発行されたようです。なお限度額は150万円。
なおカード本体が到着するまでは5日くらいかかりました。
7. ついにゴールドカードが到着!
ということで5日くらいして来た三井住友 ANAワイドゴールドカードがこちらです。
うーん神々しい。
なお、先ほども紹介しましたが、年会費無料ゴールドカードという最強に位置する「エポスゴールドカード」は持っていましたが、こちらの方がゴールドに深みがある気がします。
ちなみに、このカードが届いたのがギリギリ9月終わりくらいで、まだ大学院に在籍していましので、1週間くらい「学生でANAゴールドカードを手にした男」になりました。
8. 新卒の方もゴールド飛び級はいかが?
今回は年会費無料の学生カードをゴールドカードに飛び級できるか?ということについてまとめました。
ANAカードは職業が学生の間は学生カード以外は発行できない、というルールがあります。
そこで学生の間に年会費無料の学生カードで貯めたという方は、就職後や退学後(笑)にゴールドカードに変えてみてはいかがでしょうか?